- 万双の財布の評判は良い?レビューは?
- 万双ってどんなブランド?特徴やデメリットは?
- 万双のおすすめの財布を教えて!
万双とは日本のレザーブランドです。財布やバッグ、名刺入れや定期入れといった革小物類など、幅広くレザー製品を取り扱っています。
万双の財布は一つ一つ手作りで製作された商品です。縫製やコバの仕上げなど細部までこだわりを持ち作られています。他ブランドと製品の比較をする際にレザーの種類やデザイン、価格のみならず細部の違いについても知るべきです。
この記事では万双の財布のこだわりや特徴、評判やレビューなどを紹介します。この記事を読めば今まで知らなかった万双の財布の良い点・悪い点を知り、他ブランドとの違いが分かります。
万双の財布はシンプルながら縫製やコバの仕上げといった革好きの心を揺さぶるポイントをおさえた財布です。革や製造の品質にこだわりのある革好きにおすすめです。
最近ミニ財布に人気があります。小さく価格もお手頃ですが、製作のこだわりはそのままです。
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- 万双とはどんなブランドか
- 万双の製作品質などこだわりについて
- 万双の財布の特徴やデメリット
- 他ブランドとの比較
- 万双の財布の口コミや評判
- 万双のおすすめ財布
万双の財布は高品質で手に届く価格と評判
- 万双とは革財布やバッグを取り扱う日本のレザーブランド
- 万双の財布は細部のこだわりが特徴【縫製・コバの仕上げ】
- 万双の財布のデメリット
- 万双とGANZOと土屋鞄の比較【どっち?】
万双とは革財布やバッグを取り扱う日本のレザーブランド
万双とは東京にある日本のレザーブランドです。財布や鞄をメインに、小銭入れや名刺入れなどの小物などレザー製品全般を取り扱っています。
万双のブランドとしてのこだわりは、最高の品質と常識的な価格です。日本の高い物づくり技術を使い世界最高品質をめざしつつ、誰にでも手の届くような価格で提供しています。
創業者の北山さんは紳士靴の販売員として経験を活かし、1995年に万双を立ち上げました。現在でも上野の実店舗での販売や商品企画・生産管理を行っています。
北山さんは製品の質にとことんこだわっています。万双製品の製作をするのは選ばれた職人です。技術のみならず情熱をもって革に向き合える職人が製作しています。
万双の財布は細部のこだわりが特徴【縫製・コバの仕上げ】
万双の製品は細部もこだわり抜かれています。特に財布に関しては縫製やコバの仕上げが特徴的です。全体としては目立たない部分ですが見た目や機能面でも重要な部分です。
万双の財布に用いられる縫製方法は見た目が美しく耐久性に優れた菱縫いです。縫製のためにミシンを改造し針を磨き上げることでシャープな縫い目を可能としています。一般的にミシン縫いは均一な縫い目が特徴で、手縫いは締め付けの強弱が付けられる点特徴です。万双の縫製はこのどちらも満たしています。
革製品の肝でもあるコバの仕上げについてもこだわりがあります。コバ磨きとは革の縫い目の端を削って形を整え、その断面に塗料やロウをしみこませて磨き上げる作業です。このコバの仕上げを丁寧に仕上げることで縫い合わされた革がまるで1枚の革のようになります。
万双の財布はこれらの縫製やコバ仕上げの技術を使われた財布です。シンプルなデザインのためこのようなディティールの作りこみが良く映えます。シンプルで高品質な財布を求める人におすすめです。
万双の財布のデメリット
万双の財布のデメリットは商品の供給量の少なさとバリエーションの少なさです。しかしこれらのデメリットは万双の製品に対するこだわりからくるもので、ある程度仕方がありません。
商品の供給量が多く、売り切れの商品が多いという点について説明します。この理由は職人が一つ一つ製造し、完成品には高品質基準が求められていることが原因です。また高品質な素材の調達も簡単ではありません。
デザインバリエーションの少なさも同様の理由です。少ない職人で対応するためそれほどの多くのラインナップを作れません。納得できる商品を開発するために何年も時間をかけることもあるようです。
このように万双の財布は大量生産でないため希少です。予約販売のみで売り切れることもあります。しかしこれは品質を追求し続けることの裏返しであり、その分商品の質が良いと言えます。
万双とGANZOと土屋鞄の比較【どっち?】
万双は日本で職人が製作するレザーブランドです。同様に国内工房で製作するブランドはいくつかあります。その中でもよく比較されるのはGANZOと土屋鞄です。
万双はこれらのブランドに比べると小量生産販売のブランドなためラインナップや在庫、取り扱い店舗数などでは及びません。しかし同じように高品質な国内ブランドに比べ価格が抑えられている点が特徴です。
万双の財布のデザイン面での特徴はステッチが強調されている点です。レザーと縫い糸は同系統の色を使う場合が多いですが万双は違います。美しい縫い目をあえて強調させるような色使いです。
万双 | ガンゾ | 土屋鞄 | |
---|---|---|---|
長財布 価格帯 | 26,000 ~100,000円 | 30,000 ~120,000円 | 30,000 ~60,000円 |
品質 | 高品質 | 高品質 | 高品質 |
イメージ | シンプル 細部のこだわり | クラシック シンプル | 堅牢 シンプル |
種類 | 少ない | 普通 | やや少ない |
ブランド 創立 | 1995年 | 2001年 (1917年) | 2000年 (1965年) |
こんな人に おすすめ | 革小物好き | ビジネスマン | 耐久性重視 |
万双の財布に悪い評判はなく高評価なレビューも多い
- 万双財布事件と品質低下のウワサの真相
- 万双の財布の評判とレビュー
- 万双の財布の経年変化(エイジングの様子)
- コードバンミニ財布(小銭入れ無)
- 双鞣和地 二つ折り財布(小銭入付)
- クロコダイルミニ財布(小銭入付)
万双財布事件と品質低下のウワサの真相
万双でgoogle検索を行うと「万双 財布 事件」といった物騒なサジェストキーワードが出てきます。この内容を解説します。本件の結論をいうとネットで声の大きい人が広めた噂話です。
万双は1995年に創業し2007年まで店頭販売のみでした。当時は高い品質が話題となり口コミで万双の名前も広がっていました。その後2007年に時代の流れもあり万双はオンライン販売を始めます。当時有名な万双の商品がオンラインで買えると話題になり注文が殺到しました。
このとき一部ユーザーから生産が追い付かなくなり品質が低下した。といった内容が当時の2chで拡散され騒動になったのが万双財布事件と呼ばれる騒動です。もしかすると個別のケースで不良品等あったかもしれません。しかし真偽のほどは不明です。
少なくとも現在の万双の財布にそのような品質低下の事実はありません。最高品質な財布を常識的な価格で買える素晴らしいブランドです。
万双の財布の評判とレビュー
初めて万双さんの品物を購入しました。 今まで使ってきた同じ価格帯の革財布より明らかに縫製・革のクオリティが高く大満足です。 キーケースなど他の革製品も万双さんで揃えていこうと思えました。
夫用に購入しました。質も作りも大変よく、気に入っております。2年経過していますが、問題ありません。
2万円以下とは思えない高品質なお財布でした。 どのように経年変化していくのかこれからが楽しみです。
万双の財布の経年変化(エイジングの様子)
万双の財布は経年変化を楽しめる素材で出来ています。タンニンなめしと呼ばれる植物性のタンニンを用いてなめした革を利用するためです。
レザーには大きく分けて植物性のタンニンなめしと、クロム鞣しがあります。タンニンなめしの方が時間がかかります(数か月)が。特徴はタンニンによる色の変化や革が柔らかくなじむ経年変化です。
一方でクロムなめしは短時間でなめすことができます。特徴は品質の変化が少なく耐久性があります。最初から柔らかく、表面に顔料を塗ることで色の変化もありません。
どちらも一長一短です。しかし革製品を使いこむことによる経年変化を楽しむにはタンニンなめしが適しています。ここでは万双の製品経年変化の様子を紹介します。
コードバンミニ財布(小銭入付)
コードバンミニ財布(小銭入付) | |
---|---|
価格 | 17,600円 |
サイズ | 8.7cm×9.5cm×1.5cm |
素材 | 外面:馬革(コードバン) 内面:牛革(ヌメ革) |
重量 | 54g |
収納 | カード収納×1 札入れ×1 小銭入れ×1 |
コードバンミニ財布(小銭入付)は外面にコードバンを使用したミニ財布です。ミニ財布とはキャッシュレス時代にお客さんの声から生まれた財布です。コンパクト薄いためポケットに入れてもかさばりません。
コードバンとは馬の臀部の革のコードバン層を削り出したレザーです。美しい光沢は革の宝石とも呼ばれます。万双で使用されるコードバンは伝統的なアニリン染めで作られ、使い込むうちに内部のオイルが染み出し光沢が強くなります。
ミニ財布は片手にスッポリと収まるほどのコンパクトサイズです。厚みも1.5ととても薄いです。収納としては1つのカード収納に3枚カードが収納可能で、札入れと小銭入れが1つづつあります。たくさんは持ち歩けませんが、必要最低限です。
会社の通勤などでクレジット1枚、交通系IC1枚そして小量の現金しか持ち歩かない。そんなひとにおすすめの財布です。
コードバンの財布の価格としては破格の財布です。
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双鞣和地 二つ折り財布(小銭入付)
双鞣和地 二つ折り財布(小銭入付) | |
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価格 | 27,500円 |
サイズ | 11.0cm×9.5cm |
素材 | 外面:牛革(双鞣和地) 内面:牛革(双鞣和地) |
重量 | 107g |
収納 | カード収納×4 札入れ×2 小銭入れ×1 フリーポケット×1 |
双鞣和地 二つ折り財布(小銭入付)は外面に双鞣和地を利用した二つ折り財布です。双鞣和地とは万双が日本のタンナーと共同開発した独自のレザーです。
双鞣和地はタンニンなめしを2重に行い手間を惜しまずに作られています。特徴は高い耐久性としなやかさです。使い始めはマットな表面ですが経年変化とともにツヤが増し色が深まります。この革は6年間の月日をかけて開発したそうです。
使用する革は財布用に薄く調整した革ではなく、バッグと同様そのままの厚みで作られています。内面も外面も同じ革で作られており堅牢な作りです。ミニ財布とは違い二つ折り財布ではふんだんにレザー使っています。
二つ折り財布の欠点はどうしても曲げの部分がへたりやすいという点です。その点厚い革で作られたこの財布は高い耐久性があり、普段使いにおすすめです。
小銭入れ部をくりぬいて作るなど、製品全体が分厚くならないための工夫もあります。
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クロコダイルミニ財布(小銭入付)
クロコダイルミニ財布(小銭入付) | |
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価格 | 38,500円 |
サイズ | 8.7cm×9.5cm×1.5 |
素材 | 外面:ワニ革(クロコダイル) 内面:牛革 |
重量 | 69g |
収納 | カード収納×4 札入れ×2 小銭入れ×1 フリーポケット×1 |
クロコダイルミニ財布(小銭入付)は外面にクロコダイルレザーを使用したミニ財布です。革の王様と呼ばれるクロコダイルレザーと万双の技術が融合した贅沢な財布です。
クロコダイルレザーはその希少性と美しい見た目からとても高価なレザーです。現在利用されているクロコダイルはほとんどが養殖ですが、養殖が難しくなかなか手に入りません。数が少ないためなめしや染色といった技術も広まらず生産自体が難しいレザーです。
レザーとしての特徴は斑と呼ばれるウロコ模様です。クロコダイルのウロコ模様は腹のきめ細かい四角いウロコからわき腹にかけて小さく丸く変化していきます。この美しいグラデーションが人気の理由です。
クロコダイルミニ財布は高級なクロコダイルレザーを使用しています。しかしミニ財布ということもありとてもお手頃な価格です。クロコダイルの長財布はノーブランドの格安品でも10万円はします。お手頃でコンパクトなクロコダイル財布を持ちたい人におすすめです。
明るいカラーの物はクロコダイルとコバの色のコントラスト綺麗です。
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万双に関するQ&A【財布に悪い評判はない!】
- 万双の財布の愛用者の年齢層は?
- 万双の財布の店舗は?どこで買える?
- 万双の財布にロゴはない?
- 万双の財布の修理やアフターサービスは?
- 万双の財布に悪い評判はなく細部へのこだわりが人気
万双の財布の愛用者の年齢層は?
万双の財布の愛用者の年齢層は30代~40代の男性です。バッグや名刺入れ等を合わせてビジネスシーンでそろえる人が多いイメージがあります。
30代~40代の年齢の男性は、会社でも役が付き高品質でシンプルなデザインの小物を好みます。経済的にもある程度余裕があるため持ち物はある程度高価です。
ビジネスシーンであまり安っぽい名刺入れから名刺を出すのは少し恥ずかしいですし、飲み会でビニール製の財布を出せば締まりません。このような背景から30代~40代の男性に好まれています。
一方でミニ財布などは価格も比較的お手頃で現代のキャッシュレス社会にマッチしています。あまりお金はかけられないけどいいものは持ちたい。持ち物は最小限でよい。という人にとっては年齢や性別にかかわらずおすすめです。
万双の財布の店舗は?どこで買える?
万双の実店舗は東京上野のアメ横にあります。神戸にデザイナーが常駐するアトリエ店もあります。しかし2024年6月16(日)に神戸店は閉店してしまうそうです。そのため今後は東京店の身になります。
東京店では万双の実際の商品を手に取って確認することができます。店内は非常に狭く(1.5坪)半分露店のような見た目です。オーナーの北山さんから直接製品の良さや革の説明を受けることができます。関東圏の人であればぜひ一度足を運んでみてください。
全国の百貨店やセレクトショップに万双の取り扱い店はありません。最高品質のものを常識的な値段で提供するという理念のために、価格上昇の原因となる従来の流通経路をあえて使っていないと推測します。
オンライン販売についても公式ECショップのみです。楽天やamazonなどの出品はありません。中古品などが出品されていることがありますが、自己責任で購入してください。公式オンラインショップでの購入が最も安心して購入できます。
万双の財布にロゴはない?
万双の財布にはロゴがありません。購入したお客さんが長い時間愛用することで、自身の軌跡が刻まれるという考え方からです。
これは使用中に製品にシワや傷が刻まれていくで、唯一無二の商品になるという考え方です。そのためあえてブランドマークを製品に入れていません。
このようにブランドにこだわらずあくまで品質で勝負する質実剛健な姿勢がファンから愛されています。ブランド好きの人にとっては物足りないかもしれません。
万双が装飾やブランドで勝負しないのは品質への自身の表れでしょう。ブランドにこだわらず、自分自身が良いと感じたものを持ちたい人に万双はおすすめです。
万双の財布の修理やアフターサービスは?
万双では特に保証期限を設けておらず、常識の範囲内でのトラブルであれば対応してもらうことができます。ただし修理については基本的に有償対応です。
修理の依頼はメールか電話で問い合わせを行い、商品を郵送または直接持ち込む必要があります。金額は修理の度合いにより決まりますが、金額はサイトには明記されていません。詳細は問い合わせフォームから確認ください。
万双ではアフターケア用のクリームを販売しています。長い間使用するために月1度の手入れの際に使います。
万双の商品には比較的なんでも使えるため、商品購入時に同時購入がおすすめです。レザーごとのお手入れ方法なども公式HPで紹介されています。
万双の財布に悪い評判はなく細部へのこだわりが人気
- 万双とは1995年に創業した日本の高品質レザーブランド
- 万双の製品は製作技術にこだわりがあり特に縫製やコバの仕上げに自信あり
- 万双の財布の特徴は装飾の無いシンプルなデザインでステッチを強調した糸の色
- 万双のデメリットは一つ一つ手作りのため品薄でなかなか手に入らない
- 他ブランドと比較すると品質の割りに比較的価格が抑えられている
- 万双の財布の口コミや評判はとても良好で価格・細部の満足度が高い
万双は東京上野のアメ横にある日本のレザーブランドです。最高級の品質を常識的な価格で提供するが理念であり、その理念の通り価格は抑えられています。
財布を一つ一つ職人が手作りし、その高い縫製技術やコバの仕上げに定評があります。機能面では高品質レザーを使い、高い製作技術作られた財布は丈夫です。
一方で職人が手作りで作るため生産量が多くありません。在庫も品薄なものが多く中々再入荷されないというデメリットもあります。しかしこれは品質にこだわるが故の品薄です。生産数をあえて増やさないことで品質を確保しています。
今ある商品が在庫切れになれば、次いつ再入荷されるかは分かりません。欲しい商品があるのなら、公式ショップで在庫を確認し売り切れる前に購入しましょう。
派手さはないが質が良く、丈夫な財布が欲しい人におすすめです。
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